FP3級に合格(自己採点)しました
自己採点で学科(52/60)実技(45/60)で合格でした。
受験した動機
- お金まわりの基礎知識をつけるため
- 特に、知らないことで損しない/騙されないための知識
FP3級とは
- 6つの単元から構成
- 試験科目は学科と実技の二種類
- 二択 or 三択の問題形式、それぞれ6割正答で合格
- 実技は問題の種類が少ないので毎年内容が酷似している
使用教材
FP3級 過去問道場
- スマホで過去問を解きまくれる、充実した解説がすぐにチェックできるのがすばらしい
- 単元ごとに脳死で問題を回した
- 初見の問題はすぐ解説を読む、それも適当に読む、飽きたら読むのをやめて次にいく、何よりテンポが重要
- 3、4回同じ問題に遭遇すると、この問題/単語よく見かけるなあ、となるので、その時に解説を熟読
- そのうち一瞬で問題が解けるようになる
- ログを見たところ解いた問題数は延べ4000問くらいだった
みんなが欲しかった!FPの教科書
- 必要な知識がよくまとまっている
- テキストを読んでから問題を解くのが王道だけど未知の単語が多すぎて読むのが苦痛だったので、問題を適当に解いた後の知識整理に使用
- 巷では評判は良いけれど、なんでそういう制度設計になっているのか、という背景/思想の説明があまりないのが個人的には不満だった
- 悪い言い方をすると、単なる知識の羅列と語呂合わせの本になっている
- とはいっても、思想/背景を知ったところで試験で点が取れるわけではないというのも事実だが......
- これは試験の作り方に問題があるような気がする
勉強時間
- 測っていないのでわからないが、50〜100時間くらい(?)
感想
- FP3級の試験範囲(6つの単元)の設定自体はとても良い
- お金の教養を良いバランスで身につけることができる
- 一番有用だったのはタックスプランニング
- 自信を持って確定申告ができるようになる
- 逆に不動産の項目は業者向けの知識が多くてあまり面白くなかった
- 試験問題の作り方がイマイチ
- FPの勉強とライフプランニングの実践の隔たりは大きい
- FPは色々な制度や仕組みがあることは学べるのは確かだが、それらをどう使うかについては学べない
- 具体的な状況(若いうちに病気にになったら、事故に巻き込まれたら、家を買うことになったら)を想定して、どうすべきか検討するのはまた別の話
- 結局何事もトレードオフがあるし、「損しない知識 = 個々の制度の費用対効果」だけど、そういうのは個々に地道に調べるしかない
- 当然生きる上で直接的に役に立つハックが学べるわけではない
- 差額ベッド問題、不動産の損しない選び方、失業時に各種届出を申請する順番、などなど
- (みなさん色々教えてください)
- こういうのを知りたいのであればYouTubeなりで個別に漁った方が早い
- 差額ベッド問題、不動産の損しない選び方、失業時に各種届出を申請する順番、などなど
- とはいえお金に関しての教養や基礎力、特に調べたいときにキーワードで調べられるスキルが身に付くのは確か
- 受かるだけだったらとても簡単な資格なので、何から始めて良いのかわからない人にはオススメ